DataClasysは、OSレベルでの制御と拡張子に依存しない設計により、様々なファイル形式・アプリケーションに対応が可能です。またファイルサーバやPC内は勿論、クラウドストレージやメールの添付ファイル、リムーバブルディスクの中など、ファイルがどこにあっても暗号化したまま利用することができます。
企業で使用される社内システムやアプリケーションは、働き方の変化や事業変更に合わせて今後も変化していくことが予想されます。しかし、対応できるシステムやアプリケーションが限定されてしまうと、せっかく導入した暗号化システムが他のシステムを導入する際の足枷になってしまいかねません。
その点、DataClasysはあらゆる環境・アプリケーションでご利用いただける製品ですので、変更後の環境にもそのまま柔軟に適用できます。そのため、社内システムの移行に必要以上に時間を要したり、あるいは古いシステムを我慢して使い続ける必要がありません。
どんなファイルでも
顧客情報(個人情報含む)から図面データなどの設計情報、社内にある重要な人事情報や財務情報まで、お客様が守りたい情報資産をすべて暗号化し保護することが可能です。また、暗号化できるファイルのサイズには制限がありませんので、Accessなどのデータベースファイルや動画ファイルなど、大容量のファイルでも暗号化することができます。
このような特徴から、すべての情報資産をDataClasysで統合的に保護・管理することが可能となります。ファイル形式やアプリケーション毎に異なるソリューションを使い分ける必要がないため、高度なセキュリティを低い運用コストで実現できます。
どんなアプリでも
Office文書やPDFなどメジャーなアプリケーションは勿論、3DCADやDTP、動画など他社ソリューションでは対応が難しいアプリケーションにも対応実績があります。またお客様で独自にカスタマイズして利用しているアプリケーションに対応した実績もあります。
このアプリケーション対応範囲の広さより、利用者はいままで使用していたアプリケーションを暗号化導入後も引き続き使用することができますので、生産性を落とさずにセキュリティレベルの向上が可能です。
どんな場所でも
一度暗号化したファイルはどんな場所に移動しても暗号化状態を維持します。これはファイルサーバの暗号化のように領域内から移動すると暗号化が解除されてしまう製品とは一線を画します。もし外部からの攻撃者や内部犯がメール、USBなどを使って社内からファイルを持ち出したとしても、持ち出した先で中身のデータを守り続けます。
また、他社のソリューションでは実現できなかったNas(NetApp、EMC、Isilon、Buffalo、IODATA)に対して、自動暗号化フォルダの作成も可能です。さらに、クラウドストレージに暗号化ファイルをアップロードすることで、設定ミスによる漏洩や不正アクセスに対処できるようになります。
どんな環境でも
DataClasysはお客様がご利用中の多くの環境に適用できる製品です。アプリケーションの互換性として、DataClasysは標準でWindows XPからWindows 10までのすべてに互換性があるので、今後OSの移行をご検討される予定の企業様でもそのまま使い続けることが可能です。
物理端末は勿論、仮想環境(VDI/SBC共)にも対応しており、VDIによるシンクライアント環境や、SBCを利用したネットワーク分離環境をご利用中のお客様でも更なるセキュリティ強化を実現します。
また、昨今では働き方改革への対応としてテレワークの導入を求められていますが、その実現方法は企業によって様々です。例えば先に挙げたVDIやSBCの技術を利用して外部から社内のファイルを利用したり、クラウドストレージを利用したファイル管理やBYODの利用を許可している場合などがあります。DataClasysはここにあげたすべての環境で動作することが可能であることから、テレワーク時のセキュリティ対策に最適です。またオンライン/オフライン双方の環境で利用できることから、ネットワークが不安定な場所でも問題なく作業を続けることができます。
このように、DataClasysはお客様個別でお使いの環境や運用形態に対しても幅広く対応することが可能です。