令和4年度「防衛装備品製造過程等におけるサイバーセキュリティ対策強化事業」を支援します

このたび、株式会社DataClasys(データクレシス)は、業務提携先の公益財団法人防衛基盤整備協会(以下「防衛基盤整備協会」)が防衛装備庁から受託した令和4年度「防衛装備品製造過程等におけるサイバーセキュリティ対策強化事業」(以下「本事業」)をご支援することとなりました。

昨今、マルウエアEMOTETの感染再拡大について関係各所より注意喚起がなされており、ランサムウエアなどによるサイバー攻撃の被害は深刻な状況です。また、誤操作や退職者による不正な情報持ち出しなどによる内部からの情報漏洩被害もさらなる増加傾向にあります。

このような状況において、防衛装備庁が令和4年度事業として本事業を実施することとなり、防衛基盤整備協会がこれを受託いたしました。本事業は、防衛装備品の製造過程等に携わる防衛関連中小企業がサイバーセキュリティ強化に向けた取り組みを行うにあたり、サイバーセキュリティを担う人材育成支援、防衛関連企業の情報システム等の現状の把握及び評価、サイバーセキュリティ強化策の実証支援を行うことにより事業者のサイバーセキュリティの強化を図るとともに、この取り組みによる成果からサイバーセキュリティ対策強化モデルを作成し、令和5年度以降のサイバーセキュリティ強化に係る各企業の取り組みに資することを目的としております。

<令和4年度「防衛装備品製造過程等におけるサイバーセキュリティ対策強化事業」の目的>※

  1. 防衛関連企業における情報セキュリティ体制の現状把握
  2. 新情報セキュリティ基準を見据えた情報セキュリティ体制の強化策の実証
  3. 新情報セキュリティ基準への対応を担う人材等の育成
  4. 新情報セキュリティ基準に対応するための強化モデル等の策定

※本事業の詳細 https://ssl.bsk-z.or.jp/

株式会社DataClasys(データクレシス)は、本事業をデータの暗号化の観点から当社ソリューション提供を通じてご支援させていただき、重要機密情報の健全な保持・流通を図ることにより、経済・社会の安定的・持続的発展に向けて、防衛基盤整備協会とともに国内中小企業、サプライチェーンのセキュリティ対策強化に貢献してまいります。