既存PLM内のファイルを暗号化して利用
- 概要
- 導入規模:~49人
- 業種:製造業
- 導入の目的
- CADデータの保全を図りたい
- PDM、PLMやファイル管理システムと連携しデータを保護したい
お客様の課題
PLMにて管理されている設計ファイルは国内外の拠点およびOEM先へも提供し製造を行なっている。
現状の仕組では社内やOEM先から図面ファイルの漏えいリスクがある。
設計業務で様々なCADアプリケーションに対応できる暗号化・DRM製品を採用し、設計ファイルの安全性を確保したい。
この事例のポイント
- 図面管理サーバ内での自動暗号化
- 工場、関連会社、海外子会社で暗号化した図面を利用
- OEM先へも暗号化ファイルを支給
対策概要
PLMにて管理されている設計ファイルを暗号化することで、権限のある人しか操作できず、セキュリティレベルが大きく向上。
利用環境や対象アプリケーション
暗号化対象はTIFF形式に変換したAutoCAD(LT含む)および手書きTIFF形式図面。
運用形態
社内ではAutoCAD(LT含む)、手書き図面等をTIFF形式に変換後自動的にPLMに取込んでいる。(PDF形式含む)
今回、PLMに取込む前にこれらの設計ファイルを暗号化し暗号化したままPLMで管理することとした。
設計ファイルは本社PLMサーバで一元管理、既存ファイルに関しては随時暗号化の予定。
順次、他のCADアプリケーションについても暗号化対応を行った。