極秘レベルの機密情報を保護するためのインフラ
- 概要
- 導入規模:500~1999人
- 業種:製造業
- 導入の目的
- 社内の重要機密情報を重点的に保護したい
- PDM、PLMやファイル管理システムと連携しデータを保護したい
お客様の課題
特定重要顧客からのセキュリティ要件が厳しくなるなか同社では重要ファイルの意図せず流出を防止すべくファイルそのものを暗号化し運用できる製品を早急に検討する必要があった。
対象となるファイルはOffice製品はもとより各種CADやさまざまな技術情報が格納されているArcSuiteなど汎用性の高い暗号化ソリューションをを探していたがCADに対応できる製品がないことに悩んでいた。
この事例のポイント
- ArcSuiteとの組込連携
- 重要データダウンロード時に自動暗号化
- 大規模ユーザでの対応
対策概要
構築期間が3ヶ月と短い条件の中、特定顧客ごとに機密区分を設定したフォルダを自動暗号化設定し、プロジェクトに携わるユーザのみ利用できる制限を施した。
利用環境や対象アプリケーション
Microsoft Office、ArcSuite
運用形態
特定顧客のファイルや、図面、マイナンバー関連の重要データを自動暗号化フォルダと機密区分の組合せにて運用。
ArcSuite上で管理されているデータはダウンロードする際自動的に暗号化される仕組みを構築した。
利用者が1000名以上のためユーザ管理をActive Directoryと連携することでアカウントの管理工数を削減。