テレワーク環境のセキュリティ強化
- 概要
- 導入規模:2000人~
- 業種:官公庁・自治体
- 導入の目的
- ストレージ内の重要データの標的型攻撃に備えたい
- テレワークを安全にして働き方改革を推進したい
お客様の課題
システムの更改の要件に利便性向上の観点からテレワーク環境の実現が盛り込まれた。 しかし、外部からの攻撃(標的型攻撃や窃盗による情報窃取)に対してファイルサーバ内のデータが保護されていないと、上記の実現にはセキュリティ上のリスクがある。セキュアなテレワーク環境を構築するためにもファイルサーバ内のデータを暗号化して守りたい。
この事例のポイント
- 約4000名での大規模利用
- セキュアなテレワーク環境の実現
- ファイルサーバの暗号化による外部攻撃対策
対策概要
ファイルサーバ内に自動暗号化フォルダを設定。 機微な情報が含まれるファイルはすべて保存時に自動暗号化することで、外部攻撃による情報漏えいを防ぐ。 参照する際にも平文に戻すことなく利用できる仕組みを取り入れることで、利便性を損なわずにセキュリティ強化を実現。
利用環境や対象アプリケーション
Windows系端末及びサーバ/MicrosoftOffice
運用形態
約50か所の地方局に分散し業務を行っている。 業務継続性の観点から、DataClasysサーバをデータセンター内に配置し、障害対策として各地方局にも分散配置。 平常時はデータセンター内のサーバへ接続するが、ネットワーク障害が生じた場合は各地方局のサーバに自動でスイッチする。