DataClasysのシステム構成を教えてください。

基本構成は、DataClasysサーバ、DataClasysマネージャクライアント、DataClasysフォルダ自動暗号化、DataClasysユーザクライアントの各アプリケーションソフトウェアと、ユーザを識別するためのIDファイルとなり、それぞれの役割は下記の通りです。


① DataClasysサーバ
鍵管理、権限判断、鍵配信、ログ収集などを行います。PostgreSQLをデータ ベースとして利用しています。

② DataClasysマネージャクライアント
DataClasysサーバの管理コンソール、グループ(組織)、ポスト(職位)、ユーザ(利用者)、カテゴリ(機密区分)、暗号化/復号/閲覧/更新/クリップボード出力/印刷等のポリシー(権限設定)などの設定を行います。

③ DataClasysフォルダ自動暗号化
ファイルサーバの共有フォルダ等、予め指定したフォルダを監視し、フォルダ内に入った平文ファイルを自動・強制的に暗号化します。

④ DataClasysユーザクライアント
利用者のPCにインストールします。暗号化、復号、OSのドライバとAPIの制御を行います。

⑤ IDファイル
利用者の認証、暗号化を行う秘密鍵を格納したファイルです。

このほか、他の文書管理システムなどとの連携や、ログオンスクリプトでのDataClasysユーザクライアントの自動起動等の組み込みなどを行うための、コマンドラインオプション(オプション製品『開発キット』に同梱)があります。