PCやスマホで利用可能なドキュメントセキュリティソリューションを共同開発

ネスコがウィップス、トライポッドワークス、Coreと企業向けセキュリティ分野で提携 マイナンバー対応も想定、PCやスマホで利用可、社外持出しや共有用のドキュメントセキュリティソリューションを共同開発

〜ノートスマートデバイスで社外に持ち出すドキュメントを暗号化して管理〜

株式会社ネスコ(本社:東京都港区、代表取締役:曽我 祐二郎、以下「ネスコ」)は、株式会社ウィップス(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:中村明弘、以下「Wips」)、トライポッドワークス株式会社(本社:仙台市青葉区、代表取締役社長:佐々木 賢一、以下「トライポッド」)株式会社Core(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:大塚裕章、以下「Core」)、の3社と企業向け情報セキュリティ分野で提携し、機密性の高い社内ドキュメントを安全に持ち出し可能にするソリューション「SecureFiles+(セキュアファイルズプラス)」を共同開発しました。

本日、マイナンバー対応も想定した高度なドキュメントセキュリティを実現するソリューションとして発表し、日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂)が先行して販売を開始します。
「SecureFiles+」は、トライポッドの企業向けオンラインストレージ「GIGAPOD」をファイル共有基盤とし、Wipsが各社の製品をインテグレーションしたセキュリティソリューションです。
GIGAPODとCoreのiOS/Andorid向けセキュリティ製品「SecureSynchroService」、ネスコのファイル暗号化製品「DataClasys」が連携し、外部に持ち出すドキュメントを強制的に暗号化して情報漏洩を防ぐソリューションです。

昨今、企業や組織からの情報漏洩事故に関するニュースが後を絶ちません。その多くは外部からの悪意ある攻撃などではなく、内部の人間によるオペレーションミスやポリシー違反、システム担当者の管理不足などが主な原因となっています。また、今後のマイナンバー制度への対応を見据え、各企業は個人情報を含む情報漏洩対策に頭を悩ませています。

一方、ビジネスにおいて社内ドキュメントを社外に持ち出したり、関係会社や取引先と電子ファイルを共有するようなニーズは増えており、各々の企業は以下のような課題や不安を抱えています。

  • モバイルデバイスやノートPCを使って、社内ドキュメントを閲覧する際のセキュリティが不安だ。
  • 社内は厳密に安全対策を行っても、取引先などを含む社外ユーザに同様の対策を徹底させることは難しい。
  • 元データはセキュアに管理しても、コピーをされたり印刷されたら情報が簡単に漏れてしまう。
  • 業務ニーズへの対応とセキュリティ強化の両立は非常に難しい問題だ。

企業や官公庁・自治体はもちろん、学校や研究機関においても、インターネットを活用した情報共有は業務上必要不可欠なものになっているものの情報漏洩リスクとその影響度は次第に高まっており、外部との情報共有の安全性と利便性を両立することは急務の課題となっています。
SecureFiles+は、クラウドストレージ、DRM(デジタル著作権管理)、スマートデバイスセキュリティが持つそれぞれの機能を融合し、機密性の高い社内ドキュメントを社外に持ち出すケースにおいて、電子ファイルの高度なセキュリティ管理が可能なソリューションです。

【SecureFiles+の主な機能】

  • 社外に持ち出す電子ファイルは全て暗号化しクラウドストレージ上で管理
  • 暗号化されたファイルは許可されたユーザーのみが操作可能
  • 操作可能期間を管理者が指定可能
  • 端末側でのコピー、印刷、スクリーンショット取得、メール添付での転送などを禁止可能
  • WindowsPC、Android、iOSをサポート

その他、詳細は製品ホームページをご覧ください。

■リリースPDFはこちら
2015年4月23日ニュースリリース SecureFiles+発売のお知らせ