ファイル暗号化システム「DataClasys」が企業内検索エンジン「Neuron ES」と連携を開始

～暗号化ファイルもシームレスに全文検索可能に～

株式会社データクレシス（本社：東京都千代田区、代表取締役：曽我祐二郎　以下、データクレシス）のファイル暗号化システム「DataClasys（データクレシス）」と、ブレインズテクノロジー株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：濱中佐和子　以下、ブレインズテクノロジー）の企業内検索エンジン「Neuron Enterprise Search（以下、Neuron ES）」が連携を開始いたしました。

「DataClasys」は、ファイルに対して『暗号化』と『利用権限制御』を行うことで機密情報の漏洩を防ぐ、DRM/IRMソリューションです。DataClasysでファイルを暗号化することで、ファイルの保存場所を問わず、ファイルサーバ、PC、クラウドストレージなど、あらゆる環境において情報漏洩を防止することが可能です。

「Neuron ES」と製品連携したことで、「DataClasys」で企業内のファイルが暗号化されていても「Neuron ES」による全文検索の対象にできることを確認しました。

製品連携の背景

近年、サイバー攻撃や内部関係者による情報持ち出しといった情報漏洩の危険は深刻化しており、企業はこうしたリスクへの対策を求められています。しかしながら、一方では利便性や業務効率を保つという課題も存在し、導入に二の足を踏むケースが多々あります。特に、ファイル保護のための暗号化は、全文検索システムとの共存が難しく、セキュリティ強化と業務効率向上の両立を図るのが困難な状況にありました。

この度の取り組みにより、「DataClasys」で様々なセキュリティリスクから情報を守りながら、「Neuron ES」でデータの保存場所を意識することなく、欲しい情報を瞬時に見つけ出し活用することができるようになります。

データクレシスとブレインズテクノロジーは、双方のソリューションを連携させることで、組織のセキュリティ強化とナレッジ共有を同時に実現する手段をご提供いたします。

DataClasysとは

「DataClasys」は国産のDRM/IRM製品です。DRM/IRMとは、情報を暗号化した上で操作権限を管理することで情報漏洩を防止するセキュリティ対策システムです。DataClasysはWindows上で稼働する多くのアプリケーションに対して操作制限することが可能で、あらゆるファイルの漏洩を根本から防ぐことができます。

Neuron ESとは

「Neuron ES」は、ファイルサーバやポータルサイトといったオンプレミスで保管されている文書に加え、Microsoft SharePoint、Box、Dropbox、Google Driveといったクラウドストレージに格納されている文書も横断的にインテリジェント検索できる、企業内の検索システムです。

お問い合わせ先

株式会社データクレシス

株式会社データクレシスは情報漏洩対策ソリューション専門企業として2018年10月1日に株式会社ネスコから分社いたしました。ファイル暗号化ソリューション「DataClasys」をコアとして様々なお客様が抱える情報漏洩リスクの低減に貢献していきます。

代表取締役 ：曽我祐二郎

設立 ：2018年10月1日

URL ：https://www.dataclasys.com/

ブレインズテクノロジー株式会社

ブレインズテクノロジーは「企業活動の継続性と生産性の劇的な向上に貢献する」ことをミッションに、「企業がデジタル変革を加速するためのAI」を実装するソフトウェアサービス（Impulse、 Neuron ES）を提供しています。企業知の創造を支援する想いを込めて、 2012年3月に「Enterprise Intelligence（エンタープライズ・インテリジェンス）」を商標登録（第5472937号）しています。

代表者 ：代表取締役 濱中佐和子

設立 ：2008年8月8日

URL ：https://www.brains-tech.co.jp

※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。