基幹システムからの抽出データ暗号化
- 概要
- 導入規模:50~199人
- 業種:金融業
- 導入の目的
- 顧客などの個人情報の流出を阻止したい
- 社内の重要機密情報を重点的に保護したい
お客様の課題
基幹システムのデータ活用のためExcelアドインツールを利用してデータを抽出しているが、抽出後のデータまでは制御することができず、各自でファイルに書き出すことが可能なため情報漏えいするリスクがあった。
この事例のポイント
- 抽出されたデータは強制暗号化
- 基幹システムに追加や変更をせず構築
- 暗号化ファイルと平文の共存運用
対策概要
Excelアドインツールのファイルを暗号化することによって、抽出ファイルは保存時に自動的に暗号化させる対策を施した。
利用環境や対象アプリケーション
SQL Maker、Microsoft Excel
運用形態
データ抽出するアドインファイルを暗号化することによって抽出メニューが表示されるExcelは必ずDataClasysの制御が働き、暗号化でしか保存できない仕組みを構築。平文を作成する場合は通常通りExcelを立ち上げることでこれまで通りの操作にて、基幹システムのデータを保護することが実現できた。