仮想環境下で暗号化を全面導入
- 概要
- 導入規模:2000人~
- 業種:金融業
- 導入の目的
- デスクトップ仮想化と暗号化で更にセキュリティを強化したい
- ストレージ内の重要データの標的型攻撃に備えたい
お客様の課題
クライアント端末の更改に伴い、端末の管理コストの低減を目的にシンクライアント化することを決定したが、サーバにデータが一元管理されることからセキュリティ面の強化も検討する必要があった。
近年の標的型攻撃などの不正プログラムによるファイルの外部流出時の情報漏えい対策をしたい。
この事例のポイント
- 従来と同じ操作で暗号ファイルを利用
- VDI環境でも動作
- 管理コストの削減とセキュリティ強化を両立

対策概要
仮想環境上に各種サーバ、端末を構築。利用者のファイルを保存できる場所をすべて自動暗号化する対策を構築。
利用環境や対象アプリケーション
Microsoft Office製品全般,Adobe Acrobat,業務システム
運用形態
各種サーバ、利用者端末を仮想環境上に構築。
DataClasysにより共有フォルダ、ユーザプロファイル領域(デスクトップやマイドキュメントなど)を自動暗号化設定。
DataClasysの全面導入により利用者のファイルの保存場所すべてを自動暗号化することができ、操作ミスだけでなく標的型攻撃などによるファイルの外部流出があっても、情報漏えいを防止できるセキュアな環境を構築できた。