自治体の強靭化対策を更に強化
- 概要
- 導入規模:2000人~
- 業種:官公庁・自治体
- 導入の目的
- 総務省自治体強靭化対策を更に強化
お客様の課題
番号系、LGWAN系、インターネット接続用にネットワークを分離しても、番号系で出力したファイルをLGWAN系で加工する必要がある。 さらに加工されたファイルを金融機関や発送依頼業者などの外部に配信するなどの業務があるためネットワーク分離だけでは漏えいのリスクは発生する。 業務効率を確保しながら情報漏えいにリスクを低減させたい。
この事例のポイント
- ネットワーク分離環境での運用
- 業務効率を損なわないセキュリティ強化
- 膨大なファイル数に対しての自動暗号化
対策概要
各ネットワーク内のファイルサーバ、PC端末内のファイルは基本的に自動暗号化する。
暗号化されたファイルは各ネットワークで暗号化したまま利用する。
各ネットワークのPC端末からDataClasysサーバに接続できるようにDataClasysサーバを管理領域などに構築する。
異なるネットワークで暗号化されたファイルでも再暗号化などする必要なくそのまま各ネットワークで利用できる。
また、外部の送付する場合は自動的に暗号化された添付ファイルをMailProxyで自動的にZIPファイルに転換する。
利用環境や対象アプリケーション
PC端末はWindows7、10、Serverは仮想環境上のWindows2012~2016。
Microsoft Office、一太郎、その他CADや業務アプリケーション。
運用形態
導入時ファイル総数1000万以上のファイルを暗号化。
インターネット接続環境はSBC仮想化環境(Windows Serverにリモートで各ユーザが接続)