設計部門(外注含む)に全面導入
- 概要
- 導入規模:~49人
- 業種:製造業
- 導入の目的
- CADデータの保全を図りたい
- 転職や買収による重要データ持ち出しに対策を講じたい
お客様の課題
大手塗装メーカのエンジニアリング会社である同社では外注先も活用し設計業務を行っているが、退職社員や外注先から
CADファイルの漏えいリスクがあった。
設計業務の効率性や様々なCADアプリケーションに対応できる暗号化・DRM製品を探索していた。
この事例のポイント
- 転職に伴う情報漏えいを防止
- 設計外注先からの二次漏えいを防止
- 暗号化ファイルを異なるCADソフトで利用
対策概要
共有ファイルサーバでCADファイルは一元管理していたことより共有フォルダを自動暗号化フォルダに設定し、CADファイルは全て
暗号化・DRM管理を実施。
設計委託している外注先に提供するDXFファイルも暗号化することでそこらからの二次漏えいを防止する。
利用環境や対象アプリケーション
AutoCADおよびAutoCAD互換CADソフト約10種類。
運用形態
社内はCADファイル専用ファイルサーバの全フォルダを暗号化し、設計業務は暗号化のまま行っている。
外注先にも暗号化したDXFファイルを支給しそのまま設計作業を委託している。 外注先で動作確認したCADは約10アプリケーションに
及んだが運用面での対応も含めて実運用されている。
外注先はオフライン利用の設定を許可することでCADは従来から利用しているアプリケーションをそのまま利用している。
外注先に配布するIDファイルの有効期間は半年間とし期限が過ぎると委託契約が継続している場合のみ再発行する管理を実施している。