ダイヤゼブラ電機株式会社様 導入事例

所 在 地 : 大阪府大阪市淀川区塚本1-15-27
設   立 : 2021年10月
資 本 金 : 3億3333万円
社 員 数 : 562名
https://www.diaelec-hd.co.jp/
自動車メーカー向けの点火コイル市場で世界トップクラスのシェアを誇るダイヤゼブラ電機株式会社は、自社の技術ノウハウがつまったCADデータを社外へセキュアに提供する方法としてファイル暗号化ソリューション「DataClasys」を導入しました。様々なCADで動作実績があったため、設計者の生産性を損なうことなく強固なセキュリティ対策を実現しました。

[導入前の課題]

パスワードによる保護をかけていても解除してしまえば制御は働かなくなってしまうため取引先や別業者等へ二次流出の懸念があった。
また、昨今の技術ではパスワードの解読も容易であるため暗号強度の観点でも安心できるものではなかった。


[導入後の効果]

ファイルを暗号状態のまま閲覧や編集等の操作ができるため、社外にデータ提供後の二次流出を心配する必要がなくなった。
また、電子政府推奨の鍵長を用いて暗号化されており技術流出の不安のない安心した環境を実現できた。


社外へのCADデータ提供時にパスワードから脱却 手間なくセキュアな受け渡しをDataClasysで実現

「CADデータ」を社外へセキュアに提供するには?

ダイヤゼブラ電機株式会社
技術本部 技術試作・業務部
濵野 博之様

ダイヤゼブラ電機株式会社(以下、ダイヤゼブラ電機)は、ダイヤモンドエレクトリックホールディングス株式会社のもと「車と家をものづくりでつなぐ」をテーマに電力を取り扱う技術である「パワーエレクトロニクス」を中心に事業を展開しています。中でもDataClasysを採用した自動車機器事業部では、点火コイルの分野で世界トップクラスのシェアを誇り多くの自動車メーカーから厚い信頼を獲得し続けています。

そんな同社では、かねてよりCADで作成した設計データを社外へセキュアに提供する方法を模索していました。社外では目が届かないこともあり自社ノウハウのつまった設計データが適切に取り扱われているかという不安が日に日に募っていったといいます。

このような背景から同社では、CADデータを提供する際にパスワード保護をかける運用を始めました。しかしダイヤゼブラ電機 技術本部 技術試作・業務部の濵野によれば、こうした運用でも自社ノウハウのつまったCADデータを守り切れるという安心感はなかったといいます。

「最近の技術革新はすさまじいものがあり、いくらパスワードをかけていたとしても解読することは決して難しくない時代になってきました。また、パスワードによる保護をかけていてもパスワードを入力後は暗号化が解かれてしまうため、外部に持ち出せてしまいます。

海外で退職者がでた時には容易に持ち出すことができてしまう懸念もあり安心できるセキュリティレベルとは言えませんでした。」

そこで同社では安心して社外に設計データを提供できる方法を再考した結果、ファイル暗号化ソリューションの導入を検討することになりました。

あらゆるCADで動作実績のあるファイル暗号化ソリューション「DataClasys」を採用

調査を進めていくとファイル暗号化ソリューションの特徴は暗号化を解除することなく閲覧したり編集したりできる点であることも分かり、同社が求めるセキュリティを十分に実現できると手ごたえを感じ始めました。そして、いくつかの製品をピックアップして比較検討を進めましたが実質的にはDataClasys以外に選択肢はなかったと技術本部IGコイル開発部の三浦様はいいます。「ほとんどのファイル暗号化ソリューションでは暗号化対象のファイル形式が限定的でした。社外に提供するデータは2Dや3DのCADデータでありファイル形式も様々であるため、暗号化できないCADデータがあると当社が求めるセキュリティ対策を実現することは出来ません。そうした中で唯一DataClasysだけは暗号化対象とできるアプリケーションやファイル形式に制限がなく、あらゆるCADデータを暗号化したまま利用できる製品であったため、複数のCADを使って設計業務をしている当社の運用にぴったりでした。」……

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※本事例に記述した数字・事実はすべて、事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。数字の一部は概数、およその数で記述しています
※2022年11月取材