【社長コラム】新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
株式会社DataClasys代表取締役の曽我祐二郎です。

昨年は大きな変化の年となりました。
新型コロナウイルス感染拡大が続く中で、コロナ禍に適応するための新しい生活様式が急速に広まりました。
私も経営者として、従業員の健康と生活を守るため、様々な変革が求められ、実行してきた1年でした。
コロナ以前であれば、数年はかかると考えていたようなことも、数か月、ときには数日で実現できたことは、必要性と危機感が大きな原動力となった結果であり、人の適応力の高さと危機感の大切さを改めて感じることとなりました。

一方で、急ピッチで進められてきたこの変化の歪みが今年様々な方面で表面化してくると危惧もしています。
私達の分野では、コロナ禍に伴うテレワークの普及やクラウド利用、サプライチェーンの進化等により、組織の機密情報の所在が従来の範囲を超えてきていますが、そのセキュリティ対策はこの急速な変化の後追いとなってしまっており、実際にすでに数々の情報漏洩事件が報道により明らかになっています。緊急的な状況の中で、セキュリティは二の次となってしまったことはある意味仕方のないことだと思いますが、早くそこに目を向け、危機感を持つことが改善の原動力になると確信しています。

私達経営者は、ウィズコロナ・アフターコロナに備え、引き続き必要な変革を実行していかなければなりません。仕事の様式の変化にしっかりと対応した安全対策もあわせて提供していくことが、従業員の方々が安心して働ける環境、守る環境につながることと、それを実現するためには危機感が大きな原動力となり、また私達はそれを乗り越えられるということを心に刻むとともに、微力ながら同じ経営者の方々のお力添えができればと思う次第です。

本年もよろしくお願いいたします。

代表取締役 曽我裕二郎