多くの持ち出し防止製品は、ネットワーク内のPCや利用者のPC操作を監視し、一定の操作の禁止や無効などの制限を行います。
対象となるPCや人の一定の操作は全て無効・禁止としてしまうので、持ち出してよいファイルや印刷の必要なファイルはその都度、権限者に制御の解除を依頼する必要が生じる可能性があり、例外処理が多発する可能性があります。
例外処理から生じる作業負荷から、利用を継続していく中でポリシーを緩め、セキュリティホールを作る結果に陥りやすい場合があります。
DataClasysはカテゴリ(機密区分)と利用するユーザのグループ(所属組織)とポスト(職位)の関係により利用権限を制御します。
どのようなファイルをどの機密区分で暗号化するか、どの機密区分はどの組織のどの職位にどの権限を付与するか、というポリシーを決めておけば、不注意や誤操作、管理不十分などによる漏えいや非権限者による漏えい、持ち出しを効率よく抑止できます。