図面管理システム内を暗号化
- 概要
- 導入規模:200~499人
- 業種:製造業
- 導入の目的
- PDM、PLMやファイル管理システムと連携しデータを保護したい
- 海外事業所や取引先だけに安全にデータを使わせたい
お客様の課題
自社カスタマイズ仕様の図面管理システムの更改にあわせ情報共有のスピードアップを目的に海外拠点への利用を展開するにあたり情報漏えい対策を検討。
図面管理システムで管理されているデータそのものを暗号化して利用者への負担も少ないシステムを探していた。
この事例のポイント
- 図面管理サーバ内での自動暗号化
- 設計者に暗号化を意識させない運用方法
- 外部へのデータ提供は復号し運用

対策概要
既存図面管理システム内で管理されている図面データを自動暗号化することで設計者は既存データの利用および新規作成するデータ含め意識することなく暗号化がされる。
利用環境や対象アプリケーション
intra-martベースの図面管理システム、AutoCAD
運用形態
図面管理システム内のデータを自動暗号化監視させ対象の図面データはすべて暗号化する。
国内外の設計者すべて暗号化したファイルを操作することでセキュリティレベルが大幅に向上。
自動車メーカ等外部へのデータ送信は権限者によって復号して提供するが、復号操作はログにて監視されており、しきい値を超えた操作はアラートメールで指定された管理者に知らせる。